もみ返しについて
こんにちは!
元気を届けるセラピスト あっこです。
わたしが考える
「もみ返し」についてお話します。
もみ返しとは?
カラダが耐えれる力加減 ✖ その人が感じる力加減
これによって起きるかどうか、
どれくらい起きるかが決まります。
マッサージは、
その人の代わりに筋肉を動かしているという面もあるので、
カラダが耐えきれない力で強くマッサージすると筋肉が炎症したりします。
これが、もみ返しです。
ホメオスタシスの考え方
ホメオスタシス(恒常性)とは
体内を一定にしようとする働きのこと。
私たち人間は、ホメオスタシス(恒常性)の生き物です。
- 体温は36~37度
- 暑いときは汗をかく
- 寒いときは震えます
季節の変化や環境に体を適応させ、
体を安定した状態に保つ私たちのカラダの機能。
マッサージにのときにも
外側からの刺激で変化が大きすぎると、
もとに戻ろうとする力が働いて、だるさが極端にでてしまいます。
これが、もみ返しに関係しているとも考えられます。
痛みともみ返し
その人が感じる力加減も重要になってきます。
人によって痛みの感じ方は違います。
例えば、
痛みの感じ方を10段階に設定したとき
同じ圧をかけても、
- ある人は8と感じるかも
- ある人は5と感じるかも
- ある人には全然感じられないかも
といった感じです。
痛みが感じる力より強すぎる場合、
カラダに勝手に力がはいり、緊張してしまいます。
これは人間が自分のカラダを守ろうとする防衛反応です。
この状態は、
極度のストレスを受けてることになるので、
もみ返しがおきやすくなります。
おわりに
もみ返しは、カラダの刺激への反応です。
悪いわけではありません。
ですが、刺激が大きすぎると負担も大きのです。
いままで蓄積していたものがある方は、
淀みを一気に流すことになるのでカラダへの反動も大きいです。
変化率が高ければ高いほどもみ返しの率は高まります。
なので、わたしが施術するときは、
- もみ返しがでるギリギリラインでゆるめる
- もみ返しがでても、その日のうちおさまる
- もみ返しが出ても、次の日が半日だるいくらいで済む
これらを意識して施術しています。
何事もバランスが大事ってことかもしれません。