HSPとは?繊細な人が生きやすくなる方法。

こんにちは
元気を届けるセラピスト あっこです。

今日は、繊細な人(HSP)についてわたしの感じたことを
お話したいと思います。
皆さんは、’’繊細な人(HSP)について聞いたことはありますか?
わたしは本屋さんで知りました。

  • 聴いたことがある人
  • 最近聞いて気になってる人
  • わたしHSPかも?って思ってた人

 

いろんな方がいると思います。

まずは、
繊細な人ってどんな人?HSPってなに?
というとことろから
繊細な人(HSP)が、どうすれば
少しでも生きやすくなるか?
というところまで描けたらなと思っています。

何を隠そう、わたし自身もHSPでした(笑)

(4歳位のわたしの写真です↑)

HSPってなんだろう?

調べてみると

HSPとはHighly Sensitive Personの略。

”繊細な気質をもって生まれた人”

心理学者のエレイン・アーロン博士によって提唱された概念です。
統計的には人口の20%程度、5人に1人があてはまるといわれています。

なるほど!そうなんだ!
病気で先天性と後天性で表現されるように
病気でいうならHSPは先天性なんだ。
しかも、自分ではどうしようもないものなんだ。
だって、生まれ持った気質だから。
変えられないことなんだ。

とわたしは思いました。
次に、HSP診断をやってみました。

 

簡単なHSP診断

ここではエレイン・アーロン博士のチェックリストをお借りします。

10個以上あてはまると
HSP、繊細な人、繊細さんであるかもしれません。
よかったらわたしと同じようにチェックしてみてください(*^^*)

 

「繊細さん(HSP)」

1. 大きな音やまぶしい光、きつい匂いや痛みなど、さまざまな刺激が苦手
2. 自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づく
3. 他人の気分に左右される
4. 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など、引きこもりたくなる
5. カフェインをとると眠れなくなる、気分が悪くなる場合がある

6. 明るい光や、強い匂い、ザラザラした布地などが苦手。
7. 想像力が豊かで、空想にふけりやすい
8. 美術や音楽に深く心動かされる
9. とても良心的である
10. すぐにびっくりする

11. 短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱する
12. 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるか、すぐに気づく
13. ミスをしたり物を忘れたりしないよう、いつも気をつけている
14. 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
15. 空腹になると、集中できなかったり、気分が悪くなったりする

16. 生活に変化があると混乱する
17. 繊細な香りや味、音、音楽などを好む
18. 突然のトラブルが起こるなど、動揺する状況を避けられるよう、普段から気を付けている
19. 仕事をするとき、競争させられたり、観察されたりしていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
20. 子どもの頃、親や教師は自分のことを「繊細だ」「内気だ」と思っていた

出典:『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』より抜粋
一部改変(エレイン・N・アーロン著、冨田香里訳、講談社刊)

わたしの場合はたくさん当てはまりました。
皆さんはいかがでしたか?

 

次は、簡単に繊細な人(HSP)の特徴をお伝えしますね。

繊細な人(HSP)の特徴

HSPの第一人者のアーロン博士によると、

  • Depth of processing:深く考え、深く処理する
  • Overstimulation:過剰に刺激を受けやすい
  • Empathy and emotional responsiveness:感情の反応が強く、共感力が高い
  • Sensitivity to subtleties:ささいな刺激を察知する

この頭文字とって「DOES(ダズ)」と呼ばれる4つの特性を
すべて満たすことがHSPの定義となっているようです。
4つの特性を説明していきます。

深く考え、深く処理する

  • 一を聞いて、十のことを想像し、考えられる
  • 調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
  • お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
  • 物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
  • その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い

 

過剰に刺激を受けやすい

  • 人混みや大きな音が苦手
  • 友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れている
  • 映画や音楽、本などの芸術作品に感動して涙を流すことが多い
  • 人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
  • 世間的に些細なことでも過剰に驚いてしまう

 

感情の反応が強く、共感力が高い

  • 人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
  • 悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、自分も傷ついてしまう
  • 人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や考えがわかる
  • 言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる

 

ささいな刺激を察知する

  • 冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう
  • 強い光や日光のまぶしさなどが苦手
  • コンビニの匂い、タバコの臭いで気分が悪くなる
  • カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
  • 肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
  • 第六感や直観に優れている

 

 

自分の繊細さんとうまく付き合っていく方法

このHSPのことを、日本では

”繊細さん”

と、呼んだりもします。

この呼びかたは、山口由起子さんが名付けたようで
わたしも読みましたが、最近では武田友紀さんの本が人気です。

この本は、とてもわかりやすくておススメです。

【内容情報】(出版社より)
ささいなことが気になって疲れる人へーー

自分もHSPである専門カウンセラー
だからこそ教えられる「超・実践テクニック集」!

  • まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する
  • 相手が気を悪くすると思うと断れない
  • 細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる
  • 疲れやすく、ストレスが体調に出やすい

⇒そんな「繊細さん」(HSP)たちから、
「人間関係も仕事もラクになった!」と大評判
予約殺到の「HSP(とても敏感な人)専門カウンセラー」による初めての本です!

 

 

繊細な人が生きやすくなる3つのステップ

最後に、まずはじめられる3つのステップを紹介します。

 

自分が繊細さん(HSP)だということを知る

ここまでお読みいただく中で

  • 自分はHSPなのかどうなのか?
  • HSPとは、どういうものなのか?

というのがなんとなくわかったと思います。
これが、第一歩です。

まだ、わからないことやわからないがあるかもしれません。
それは、気になる本を読んでみたり、少し調べてみたりしてみてもいいかも?

なんとなく、自分の中に

  • 繊細な人ってこんな人
  • 繊細なわたしってこういう人

っていうイメージのようなものが
できるといいかもしれません。

 

 

自分が繊細さん(HSP)だということを受け入れる

わたしは繊細だということを受け入れること。

受け入れるといっても難しいかもしれません。
でも、ステップ1の”知る”ということがはじまり。

わたしは、繊細な人だったんだー!

って、自分自身でわかること、気づくことで
自分自身への接し方や、感覚が少し変わるかもしれません。

 

繊細なわたしもわたし。

 

と、繊細なわたしを
まずは、自分が受け入れていくこと。

 

もしかしたら、いままでに

  • 誰かに否定されたこともあったかも?
  • 親や、上司や、身近な人に
  • 自分自身でも、自分にバツつけてたかも

そんな自分で、”大丈夫”って。
まずは、自分で自分を受け入れてあげましょう。

ひとつずつ、書きだしてみてもいいかもしれません。

問、わたしの繊細なところってどんなところ?

書きだした、項目をひとつずつ確認してみて。
知らないうちにバツをつけてないか。
バツをマルに変えていきましょう。

 

 

日々の生活の中でできることから実践する

ココが大事です!

できることからやってみてください。

わたしってHSPって呼ばれる繊細な人なんだな。
って、わかることが1歩目。

その繊細さを悪いものではなくてひとつの気質として
まずは、自分が受け入れていくことが2歩目。

3歩目は、日々の中で、実践して活かしていくこと。

わたしは、繊細な人(HSP)。
ってことは変わらないことで、変える必要はないこと。
言い換えると、”敏感によく気づく”という才能でもあります。

HSPのこと、繊細な人のことを知ることと
ちいさな実践の積み重ねで、生きやすくなります。

 

今日の3歩目の実践の方法は、

自分の本音を大切にすること

繊細な人は、よく気が付く人。
そして、誰かがしてほしいことにも気づく人。
自分のことよりも誰かのことを優先してしまう。
それが、続くと、しんどくなるかもしれません。

 

だから、日々の生活の中で

自分の本音を大切にすること。

あの人は、こうしてほしそうだな。
でも、わたしはどうしたいかな?
って、わたしの気持ちを大事にすること。

 

そして、いつも誰かのために
なにかしようとしてしまうあなたも、

人に甘えること、頼むこと。

を、小さなことから試してみてください。

 

最後に、わたしが普段意識していることを紹介します。

 

 

おわりに

繊細であるということはひとつの資質。
これが、ひとつの大事な気づきかなと思います。

繊細であるがゆえに、
生きづらいこともあると思います。
そう、たくさん私もあった。

だけど、それは、悪いことではなく

わたしの一部で
その経験もわたしの大事な経験。

つらこともたくさんあったけど
いまは、ハッピーに生きることができています。

わたしは繊細だ、
ということにまずは気づくこと

それを少しずつ受け入れていくこと。

そして、その気質、特性を生かしてみること。

繊細だからこそできることがあるから。

 

みんながしあわせに
豊かに生きられますように。

ゆるふぁいとー!

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